うちの娘ぴっぴは3歳頃までほぼ毎日夜に泣き叫んでいました。
ただ泣いているのではなく、何かに怯えてそれから逃げようとしていました。
ハイハイの頃は逃げ回るといってもハイハイなのでなんとかなりましたが、歩ける時期に入ると部屋の家具にぶつからないようにしないといけないので大変でした。
最初になったのは1歳前だったと思います。それまでもとにかく睡眠に苦労する子ではありました。
お昼寝も短いのに夜も寝ない。寝たとしても夜中に10回近く起きる・・・
あえて相手をせずに暫く様子をみようと試みるも泣き声は益々大きくなり近所迷惑一歩手前・・・
頼むから寝てくれ・・・とずっと思っていました。
人に相談したり、ネットや本で調べたり、その都度色々と試してみましたが、全く効果なし。
添い乳をしていたのでそれもよくなかったのかもしれませんが、当時そうすることでしか自分の睡眠を確保することはできませんでした。
その頃の私の願いは「6時間邪魔されずに寝てみたい・・・」でした。笑
昼間もっと疲れさせた方がいいのでは、とのことで日中とにかく公園に行き思い切り遊ばせたりもしていました。
ところが、ある日明らかに夜泣きとは違う泣き方で起きました。
突然座って「ギャーーーーーーー」と何かに驚くよう泣き出し、私もびっくりして飛び起きました。
天井方向を見てはびっくりしたように怯え泣きして私にしがみつきました。かと思えば、急に私から急いで離れてハイハイであちこち逃げ回り・・・。私の問いかけは一切聞こえないようでした。
初めて見た時は「この家絶対 何か(霊?)いるんだわ」と思い正直怖かったです。
だいたい10分以内でおさまるのですが、その時間が壮絶過ぎてものすごく長く感じました。
因みに朝は昨夜の出来事は一体なんだったのかと思う位ケロッと起きます^^;
これがその日を境にほぼ毎日なるようになりました。
泣くときにビクッビクッと身体がビクつく時もあり、心配で病院を受診しました。
医者からは「てんかんとかではなさそうだし、夜驚症かな。小学生までにはなくなっていることがほとんどだしちょっと様子みてみましょう」と言われました。
実家に帰った時に母もぴっぴの夜驚症を見て絶句していました。昼間ニコニコでご機嫌な孫の夜中の変貌・・・笑
どう見ても何かに取り憑かれているように見えてたと思います・・・笑
私はだんだん慣れてきて、夜中にぴっぴの声が聞こえると「ハイ、始まった・・・」と、とりあえず泣き叫んで逃げようとする娘を抱きしめたり、周りに危ないものがないか確認したり冷静に対応できるようになっていました。夫も毎回一緒に対応してくれました。
様子が変わってきたのは3歳超えてから。徐々に回数が減ってきて、5歳に入る頃には全くなくなりました(≧▽≦)いつ終わったのかわからないけどバタバタな毎日の中で気づけば終わってたという感じです。
今は「おやすみ」といった10分後には寝てます!!笑
あの頃が嘘のよう・・・笑
やっと笑って話せる( ;∀;)
当時は夜が来るのが本当恐怖でした。
ぴっぴに一体何が見えているんだろう・・・何から逃げてるんだろう・・
もしかして普段の私の接し方がよくないのかな・・・
いつまで続くんだろ・・・
と、途方に暮れて悩んだりもしました。
特に下の子が生まれて、下の子の夜泣きと娘の夜驚症が重なった時は悲惨だったな・・・( ;∀;)
ぴっぴが寝た後もいつ夜驚症が始まるか分からないのでなかなか傍を離れられなくて(我が家は構造上リビングと寝室が離れてます)、朝から晩まで子どもにつきっきりでした。
当時は一人の時間がほしいとストレスも感じてたけど、今となってはあれだけの時間子どもとべったり過ごせたのはある意味貴重でもあったかなと思ったりしています。もう一度やれと言われたら絶対嫌だけど。笑
そして、親バカですが、現在6歳のぴっぴは本当にいい子に育ってくれています。
家族の中で、誰よりも気が利くし思いやりがあるし、しっかりしてるし。
ほぼ風邪もひかない活発少女です。
元気に育ってくれるのだろうかと悩んでたあの頃の自分に教えてあげたい・・・
当時、初めての育児でわからないことだらけでだったのでよくネットの情報を頼りにしていました。
自分のこの経験も、ほんの一例に過ぎませんが、今同じ悩みを抱えている人の少しでも役に立てればと思います。
コメント